幼児期のピアノ
当教室では、先生ときちんとお話が出来て、保護者の手助けがなくても頑張れるお子さんにご入会いただいております。
(レッスン時の保護者同室はもちろん可能です。)
推奨年齢 4歳~(年中)
当教室では、先生ときちんとお話が出来て、保護者の手助けがなくても頑張れるお子さんにご入会いただいております。
(レッスン時の保護者同室はもちろん可能です。)
推奨年齢 4歳~(年中)
まずはピアノを弾くのに必要な身体のいろいろな場所を意識的に動かす体操をしたり、おうたやリズム遊びをしながら、ピアノを弾くための準備をしていきます。
また、子どもたちの大好きな色ぬりやシール貼りで楽譜にも親しみます。
いろいろな点が結びついたら、いよいよ本格的に「ピアノを弾く」レッスンが始まりますよ!
なお、レッスンを進めるにあたり、以下のことが出来ると望ましいです。
- 1~5までの数字が読める、数えられる
- ひらがなやカタカナが読める
もちろん、入会時に出来なくてもレッスンの中で覚えていけば大丈夫です。
ピアノはレッスンを受けただけではなかなか上達しません。
自宅でもピアノに触れてもらうために、小さなお子さんでも毎週宿題が出されますが、未就学児~小学校低学年くらいまでは、計画的に練習をするのが難しいことが多いです。
レッスン内容は理解出来ても、自宅での練習を怠るとなかなか身につかず、だんだんとつまらなくなってしまうものです。
はじめのうちはレッスンの復習がメインになりますので、出来るようになったことをご家族で楽しみながら、「おうちでピアノを弾くこと」が習慣づくよう取り組んでもらいたいと思います。
先生はどんなことを言っていたかな?レッスンではどんなふうに弾いたのかな?など、あたたかいお声かけとサポートをお願いいたします。
「ピアノを弾く」ということは、単に指を動かして音を出しているというわけではありません。
特に当教室で指導している譜読しながらの演奏は、楽譜を見て、音の高さや長さ、リズムや強弱、そのほかにも様々な情報を脳に送り、指や手、腕や身体を適切に動かして鍵盤に触れ、音を鳴らし、そして出た音が正しいかどうか、美しい音が出ているかを聴き分けながら、それらを繰り返して音楽を奏でていくのです。良い音を出すためには正しい姿勢も大切です。
目や耳、そして指先だけでなく、手や腕、身体のいろいろな部分を使い、とても複雑なことを行っています。
小さな子供にとって、これらのたくさんの作業を同時に行うのは大変難しいことですが、生徒の年齢や発達に合わせ、無理なく理解し取り組めるようレッスンを進めていきます。
一歩一歩を大切に、そして「出来た!うれしい!楽しい!」のよい流れが作れるよう、一緒に楽しくピアノを学びましょう。
4歳以下のお子さまの保護者の皆様へ
近年ピアノ教室を含む習い事の低年齢化が進んでおり、当教室にも小さなお子さまのご入会の問い合わせを多数いただいております。
幼児期の生徒のレッスン内容はひとつひとつが短く、飽きないものをたくさん取り入れるようにはしておりますが、4歳以下のお子さまですと途中で集中力が途切れてどうにもならなくなってしまうことが多いです。
さらには、マンツーマンの個人レッスンですので、お子さまの性格上、向き不向きがあります。ひとりのほうがのびのびと頑張れる子、お友達からの刺激を受けて伸びる子、いろいろなタイプのお子さまがいらっしゃいます。
個人差はもちろんありますが、せっかく通ってくださる生徒さんたちにはきちんと指導を受けて楽しくピアノが弾けるようになってもらいたいとの思いから、レッスン開始の推奨年齢を設けております。
幼児期は聴力が大きく発達するといわれており、この時期からレッスンをスタートすることで、「聴く」耳を育て、音楽への興味や関心をより高めることが出来ます。
楽しみながらピアノを学ぶためにも、音や楽曲を聴いたときに「きれいだな」「素敵だな」と感じることの出来る耳と心を育てたいですね。
先生とのレッスンを始める前に、おうちでも出来ることがたくさんあります。
- 音楽をたくさん聞く
- 一緒にお歌を楽しむ
- 音楽に合わせて自由に体を動かす(リトミック専門の教室もたくさんございます)
- コンサートに出かけて生演奏を聞く
教室で習う前にたくさん音楽に触れている子は、ピアノのレッスンもスムーズに進み、上達も早いことが多いです。ご家庭で、そしてご家族の皆さまで楽しく取り組んでいただきたく思います。